シンクロが始まりましたね。
デュエットテクニカルルーティンが行われました。
テクニカルルーティンは、かつての規定演技です。
シンクロの規定は、選手が黒の水着に白いキャップをかぶり、非公開で行われていたので、
オリンピックには相応しくない!と、ルール変更になり出来た競技です。
規定のフィギュア=エレメンツを9個入れて構成します。
昨日のデュエット予選には24カ国が参加しました。
世界的なシンクロ人口もずいぶん増えたんですね。
1984年のロサンゼルスオリンピックで、シンクロナイズドスイミングが正式種目に採用された頃は、まだまだ世界でシンクロを競技としてやっている国は少なく、日本のコーチもあっちこっちの国に派遣されて普及に努めておりました。
さて、北京オリンピックですが、ロシアの首位は堅いですね。
2位争いはスペインと中国、3位争いが中国と日本?!です。
中国は13億人(本当は15億人いるらしい)の中から、シンクロ向きの人を見つけ出し、
トレーニングしてますからね。その上、昨年からは元全日本コーチの井村先生がヘッドコーチだし。怖いですね。
シンクロなどの採点競技は、その大会そのものだけでなく、それ以前の実績が得点に反映してしまう傾向にありますので、4月の最終予選で中国が日本に勝ったのは、微妙です。
今回は、まだまだ日本も力があると思うし、レスリングの吉田選手の様に、負けた事を力に変えられればいいのですが、中国の勢いも止まらない可能性があります。
昨日のテクニカルルーティン、強豪国の中で最初に登場した中国は、最後のエレメンツで失敗しました。つなぎの部分でも、いつもよりばらけていたような印象です。
日本としてはちょっとラッキーでした。
日本は、頑張りましたね。エレメンツのほとんどは相当いい出来だったのではないでしょうか?
スペインは上手ですけど、いまいち印象に残ってないです。日本との得点差ほど違わなかったような・・・。ロシアも、アテネの時のような完璧さには欠けたように思います。
上手なデュエットを見ていると「もっとできるはず!」というような、厳しい見方になる事に気付きました!!
今日はフリールーティン、ロシアもスペインも中国もこちらの方が得意だと思います。
日本は、昨日の順位のまま予選を通過して、明日の決勝で弾けて欲しいです!!